トラック事故を防止するために

投稿日:2015-03-27

トラック事故を防止するために

トラックが絡む事故が頻繁に発生しており、中には重大な事故に繋がってしまうケースもあります。では、どのようなことに注意すればトラックでの事故を防止することができるのでしょうか。ここでは、トラックの運転手が事故を防止するために気をつけるべきポイントをご紹介いたします。

健康面に注意する

現在、トラックの居眠り運転などによる追突事故が後を絶ちません。トラックは重量が重いため追突すると被害が大きくなりやすく、追突された車の被害者は死亡したり、重傷になったりするので、居眠り運転は非常に危険です。休憩をしっかりと取り、運転中に眠気など体調の変化を感じたら、すぐ安全な場所に止めて休むことが大切です。
体調がすぐれないときに運転したり、走行前に眠気が出るような薬を飲んだりすることは、大変危険なので運転を止めましょう。

労働時間を守る

トラック事故の居眠りやぼんやり運転の原因は、過酷な労働条件が原因である、というニュースをよく耳にします。燃料費の高騰、人手不足などからトラックのドライバーが十分な休養ができないまま運転をしているのが実情です。
運送業(特に長距離)は一般的な会社とは違い、決まった時間に出社して退勤するのではなく、配送場所や距離によって拘束時間が異なります。法律的には24時間における拘束時間は13時間以内で、必ず8時間以上は連続して休憩をしなければいけません。

しかし今日では拘束時間が長く、休憩時間が短いなど無理なシフトで労働が課せられているケースが多いので、経営者はこのような状態にならないようにシフトを調整する必要があります。
長い労働時間は、直接事故に繋がる可能性が非常に高いので、適切な休憩を取り労働時間を守りましょう。

トラック運転の注意点

トラックを運転する際には、普通自動車以上に気をつけなければならないポイントがたくさんあります。以下でいくつか紹介しているので、参考にしてください。

トラックは急に止まれない

乗用車も同様ですが、特に重い荷物を積んだトラックは、急ブレーキを掛けてもすぐには止まれません。普通自動車よりも制動距離(ブレーキを踏んでから止まるまでの距離)が長くなるので、常に前の車とは余裕を持った車間距離を空けて運転しましょう。また、トラックは普通自動車よりも運転席が高い位置にあるため、前の車との距離感が遠く感じてしまい、結果として車間を詰めすぎる傾向にあります。雨降りや雪の日はブレーキが利きにくいため、特に距離を空けて追突を防止できるようにしてください。

よそ見、わき見をしない

大型車両は低速で追突しただけでも、相手に甚大な損害を与えてしまう場合があります。普段の車の運転以上にわき見、よそ見をせず運転に集中するようにしてください。中には、携帯電話の取り締まりで、警察に捕まっているトラックのドライバーを見掛けますが、これはプロドライバーにあるまじき行為です。伝票や資料を運転中に確認するのも大変危険なので、安全な場所に止めてから行ってください。

カーブでは十分な減速を

トラックに荷物を積んだ状態の場合、カーブを曲がるときに十分な減速が必要です。減速せずにカーブを曲がると荷崩れを起こす危険もあるほか、曲がり切れずに対向車線にはみ出してしまい衝突事故の恐れもあります。乗用車と同じ感覚ではトラックは曲がらないので、カーブはもちろん交差点を曲がる際にも十分注意してください。

巻き込み事故を防止するために

トラック事故の中で多いのが、内輪差による巻き込み事故です。トラックなどの大型車は前輪と後輪の間隔が長いため、交差点などを曲がる際、前輪よりも後輪がかなり内側を通ります。そのため、曲がった方向の内側に歩行者や自転車がいた場合、トラックの側面や後輪と接触する事故が発生しやくなるのです。
左折時には、左側後方にバイクなどが走行していないか必ず確認し、狭い交差点では自転車や歩行者を巻き込まないようにしっかり速度を落として確認、注意しましょう。

トラックは大型車両であるため、事故を起こすと普通自動車以上の被害を出すことがあります。トラックのプロドライバーとして、モラルとプロ意識を日頃からしっかり持って安全運転を心掛けましょう。


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