車の雪道運転で気をつけたいこと

投稿日:2015-02-27

車の雪道運転で気をつけたいこと

雪の積もった道路は、普通の道を運転する時とまったく条件が異なります。雪国に住んでいる人でも「雪道は自信がない」という人も多いもの。運転に慣れているからといって油断していると事故を起こしやすくなってしまうので気を付けましょう。今回は雪道を運転する心得をご紹介します。

出発前に気を付けたいこと

車で雪道を運転することが想定される場合、事前にスタッドレスタイヤに交換したり、チェーンを用意しましょう。雪道における事故で一番多いのはスリップ事故です。「まだ大丈夫」と思わず、雪が少しでも積もったらチェーンを装着しましょう。また、スタッドレスタイヤを装着している場合でも過信せず、雪道は「滑る」ことを想定して普段以上に慎重な運転をしましょう。
また、雪道では渋滞が発生しやすいもの。暖房を付けることも多いので、ガソリンは常に多めに入れておいてください。さらに、車に雪が積もっている場合はすべて払い落とすようにしましょう。ガラス面だけだと、運転中に屋根の雪がフロントガラスに落ちてきてしまいます。
その他、雪を払うスノーブラシやスコップ、長靴などを持っていきましょう。もしもの事態のために牽引ロープやジャッキ(タイヤ交換などの際に車体を持ち上げるための工具)、毛布もあると安心です。

雪の積もった路面状態の種類

ひとくちに「雪道」と言っても、雪の量や凍っているか否かによって、下記のようなさまざまな路面の種類があります。

アイスバーン

路面の水分が凍結した道です。ツルツルとしていて、スケートリンクの上を走っているような状態になります。アイスバーンの中には、一見するとただの濡れた道路のように見える「ブラックアイスバーン」や、鏡のように光っている「ミラーアイスバーン」などもあります。

圧雪路

車や除雪車の走行によって道路の雪が踏み固められた状態です。雪も圧がかかると表面がツルツルになって滑りやすくなるもの。圧雪路の上を走るとタイヤを取られやすいため、注意が必要です。

わだち

雪が積もった状態の道を車が走行することで、くっきりとタイヤの跡が残る状態です。このわだちが深い場合、そこから外れた時にタイヤのコントロールが効きにくくなってしまいます。

出発時や停止時における注意点

出発時や停止時は、とにかく急発進と急ブレーキは厳禁です。発進時に思いっきりアクセルを踏むと、雪の中でタイヤが空回りし、動けなくなる場合があります。ゆっくりとアクセルを踏み込み、じわじわと発進するようにしましょう。そして停止したい時に急ブレーキを踏むと、スピンしたり車体が左右に振られたり、タイヤがロックしたりしてしまいます。
雪道を走る際には、ブレーキを何回かに分けて踏み込み停止させるポンピングブレーキをうまく使い、余裕を持って停止するようにしましょう。また停止時にサイドブレーキをかけておくと、操作するワイヤーが凍ってしまい、ブレーキが解除できない場合があるので注意が必要です。

運転中に気を付けたいこと

雪道の運転中は、ゆっくり走ることが大切です。スリップしたりカーブを曲がり切れなかったり、対向車線にはみ出したりなど、いつもとは違った危険が潜んでいるのが雪道の怖いところ。ゆっくりすぎるくらいの速度を心がけ、さらに前の車との車間距離を充分に持ちましょう。また、急な車線変更を行うとコントロールが効かなくなる場合もあるので、運転の動作には余裕を持つようにしましょう。
フットブレーキをなるべく踏まず、エンジンブレーキで対応するのも、雪道を安全に走行する方法の一つ。その他、坂道の途中では停車しないこと、タイヤを取られないようにハンドルをしっかりと握ることなども、運転時に気を付けたいポイントです。

普段の運転も常に安全には気を配りたいところですが、雪道の運転は通常の運転と同じ感覚でいてはいけません。慎重すぎるくらいで丁度良いので、気を引き締めて運転するようにしてください。スピードの出し過ぎも事故のもとなので、時間に余裕を持って出発するようにしましょう。


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