交通事故の原因となる死角を把握しよう

投稿日:2015-02-27

交通事故の原因となる死角を把握しよう

交通事故が発生する大きな原因である「死角」。車の運転においてなくすことはできないものですが、どんな死角があるのか知っておくだけでもかなり事故を減らすことができます。どのような事故が起こりうるのか、どのような点に注意すべきなのか確認しておきましょう。

車の前後左右の死角に注意

車の運転席に座ると前後左右を箱で囲まれるため、見えない部分が多くなります。特に車の屋根を支える前後2本ずつ4本の柱(ピラー)による死角には、他者が入り込みやすいもの。細いからといって油断していると、右折または左折する際にピラーに隠れていた歩行者や自転車を見落とし、衝突してしまう可能性があります。さらに、自分が曲がりたい時にスピードを落とすと、左右の死角に二輪車が入ってしまう場合もあるので、充分に確認をしましょう。
また、ウインドウから下は全て運転席から見えません。車の前方や後方の車体より背の低い子供やお年寄りの姿はミラーで確認することができないため、完全に見えなくなってしまうのです。子供に気づかずにバックしたら…という悲しい事故も後を絶たないため、発進前に目視でよく確認しましょう。いずれの場合もミラーに頼らず、頭を動かして目で確認することが大切です。

建物や停まっている車による死角に注意


人通りの多い場所は死角も多くなります。建築物や止まっている車がある場合は要注意。その陰から突然子供が飛び出してくる可能性があるためです。また、交差点で右折・左折をしようと止まっている車の陰からも二輪車などが飛び出してくる可能性があるため、注意しなければなりません。
普段交通安全に気を付けていても、人間は目的のものが目の前にあると安全意識が飛んでしまうもの。目的地に着いて建物の入り口に入ろうとした時などは、周囲を見ずに行動することがあります。このようなちょっとした油断が、事故を招いてしまうこともあるのです。
建物の近くや停車している車の近くを通る時には、常に「もしかしたら誰かが飛び出してくるかもしれない」という想像力を常に働かせ、スピードを落とすようにしましょう。

カーブによる死角に注意

大事故になりやすい正面衝突の多くは、実はカーブで発生すると言われています。カーブは見通しが悪く、数メートル先の状態が確認できません。対向車がすぐ目の前に来て初めてその存在を知るような場所も多いのです。さらにスピードの出し過ぎによってカーブを曲がり切れず、対向車線にはみ出すことも。目の錯覚によって左カーブと右カーブでは見える広さが違うため、実際より広く見える左カーブの場合は車線をはみ出していることが多いのです。また正面衝突だけでなく、前の車も死角に入ってしまうため、カーブを曲がり切った瞬間に追突することもあるでしょう。そのため、カーブ時は特にゆっくりと走行する必要があります。

交通事故を防ぐためには、自分が見えない部分に気を配るだけでなく、自分が他の車の死角に入らないようにすることも大切です。いくら気を付けても気を付けすぎということはないので、「大丈夫だろう」という慢心を持たずに、必ずしっかりと周囲を確認するようにしてください。


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