危険を回避するバイクの乗り方

投稿日:2015-03-27

危険を回避するバイクの乗り方

風を体で直接感じながらバイクでツーリングをするのは、爽快感があり楽しいものですよね。その一方、バイクの事故は死亡や重傷につながるケースが多いのも現状です。バイクで走行するには、ルールやマナーをきちんと守らなければなりません。
ここでは、安全にバイクを乗るための方法やマナーなどをご紹介いたします。

バイクを乗る際に気を付けること

バイクは自動車と違い、身を守るものがありません。そのため、事前に危険を回避し、事故によるダメージを最小限にする必要があります。

ヘルメットについて

バイクに乗車する場合、必ず着用しなければいけないのがヘルメットです。最近ではいろいろなタイプのものが販売されていますが、用途に合わせて選びましょう。2輪車乗車用ヘルメットにはSGマークというものが張られています。それぞれ排気量別(原付用、125cc以下用、自動二輪車用等)に設定があり、これに気が付かない、または無視して着用しているライダーも少なくありません。

ヘルメット内側にシール等で表示がありますので確認してください。また本来2輪乗車用ではない装飾用のヘルメットや建設作業用のヘルメットで乗車している方もいます。これらのヘルメットは2輪車に乗車する上で不適格であり、転倒した場合には大きなけがをする恐れがあります。

ヘルメットにはあご紐が装着されていますが、これをしっかり使用していないライダーが見受けられます。転倒等、万一の場合には本来のヘルメットの安全性能を活かすためにもあご紐はしっかり締めましょう。目安はあご紐を留めた状態で、のどと紐の間に指1~2本が入る程度、または留めた状態で前に引っ張ってみましょう。あごが抜けてしまうようでは緩い状態と言えるでしょう。

服装について

バイクは自動車に比べて小さく目立ちにくいため、必ず目立つ色の服を着用するようにしてください。転倒した際に、半そでや半ズボンだと肌に直接擦り傷を負うことになるので、肌の露出をしないような服装にすることも心掛けましょう。また、首に巻くマフラーやストールといったヒラヒラした巻き込みやすい衣服も避けるようにしてください。できればライダー専用のスーツやプロテクターなどを準備すると良いでしょう。

天候や気温の調整

雨風に影響されず、空調設備も付いている自動車と違い、バイクは雨も温度差も体で受け止めなければなりません。雨風が強い日は、転倒やスリップをしないように慎重に運転することを心掛けてください。
また、夏の暑い日には熱中症になる可能性もあります。運転中に水分を補給することはできないので、適度に休憩を取りながら運転すると良いでしょう。真冬の走行では体温も消耗してしまうので、走行経路や天候などに注意し、状況に合わせて防寒着や雨対策などもしっかり行うことが大切です。

バイクを乗る際のマナー

バイクは身軽で便利な乗り物ではありますが、近年ではバイクの騒音や交通ルールを無視した運転など、マナーに関する問題も発生しています。

違法な改造をしない

社会問題ともなっている暴走族だけでなく、一般のライダーの中にもマフラーなどを改造し、騒音問題の原因となっている人もいます。違法改造は、絶対にしないようにしてください。

近隣住民に配慮する

乗用車と比べてバイクは、エンジンやマフラーの音が大きくなりがちです。改造していないバイクでも、早朝や深夜などに乗車するときは暖機運転(走行前にエンジンを温めておくこと)を最小限にし、空ぶかしをしないようにして近隣住民に配慮してください。

すり抜けや無理な追い越しはしない

バイクでのすり抜けや無理な追い越しは、大変危険です。渋滞している道路で、車の間をすり抜けながら進んでいくバイクを見かけることがありますが、車との接触や転倒して大型車のタイヤに巻き込まれるような悲惨な事故に繋がりかねません。
また見通しの悪い道路で、遅い車をどんどん追い越していく無謀なライダーや、カーブを猛スピードで突っ込んでいくライダーなど、公道をサーキットのように走り抜けるライダーも見かけます。このような運転は、ひとたび事故に遭うと命に関わる重大な事故となる恐れがあるので、絶対にしないようにしてください。

バイクは爽快感を感じられる楽しい乗り物の一つではあるものの、乗り方次第では危険な乗り物になったり、周辺に迷惑がかかったりしてしまいます。一人ひとりがルールとマナーをきちんと守り、事故のないバイクライフを楽しみましょう。


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