地震などの自然災害時の車の運転

投稿日:2015-03-27

地震などの自然災害時の車の運転

車を運転しているときに地震が発生したり、ゲリラ豪雨のような大雨にみまわれたりしたらどのように対処すれば良いのでしょうか? 事前に気をつけるべき点を知っておくことで、自然災害時でも焦ることなく対応することができるでしょう。
ここでは、地震や豪雨などの自然災害時に車を運転する際の注意点をご紹介いたします。

車で走行中に地震が発生したら

地震は台風や大雨と違って予測できない災害なので、走行中に避けることができません。人によって感じ方が違うものの、一般的に車の走行中には地震の揺れを感じにくいと言われています。そのため、多くの人が走行中に「地震が発生した」と思うような地震は、かなり大きい揺れが発生しているということになるのです。

もし走行中に地震が発生したら、ハザードランプを点滅させた上で周囲の車や歩行者の状況を確認しながら、路肩へ車を寄せて停止させます。慌てて急ブレーキをかけたりすると、後ろから追突される可能性があるのでゆっくりと減速して止まるようにしてください。地震がおさまるまでは慌てて車の外へ飛び出さずに車内で待機し、携帯電話やラジオなどで地震情報や震度、各地の被害状況などを確認してください。
万が一トンネル内や橋の上で地震が発生したときは、出口が見通せる位置にいる場合ならゆっくり走行しながらトンネルを抜けた方が良いでしょう。

車から降りて避難する場合

津波警報が発令したり、周囲の道路が損傷したりして走行ができないために車を置いて避難する場合は、エンジンを切って窓を閉め、車のキーはつけたままでドアをロックせずに離れます。キーをつけておくことで、車が緊急車両の通行の妨げになった際に救急隊員が移動させることができます。状況にもよりますが、避難時の荷物は、携帯電話や貴重品など必要最低限にして身動きが取りやすいようにしましょう。

車を使って避難する場合は?

地震が発生して車で避難する場合、「車の渋滞」、「道路の損傷や道路上のガレキ」といった障害によりスムーズに避難できないため、地震発生時に車で移動をするのは非常に危険です。そのため、車を安全な場所に止めて歩いて避難するようにしましょう。
近くに避難するような建物がなく、やむを得ず車で移動する場合には、信号や街灯が停電で稼動していないこともあるので、周辺の道路状況に注意して慌てず慎重に運転してください。

車の運転中に豪雨にみまわれたら

最近ではよく話題になっている「ゲリラ豪雨」。あっという間に水かさが増し、道路が冠水してしまう危険な雨です。車を運転しているときにゲリラ豪雨に見舞われたら、どのような点に注意したら良いのでしょうか。

アンダーパスを通るのを避ける

アンダーパスとは、周囲より掘り下げて作られている立体交差のことで、鉄道や幹線道路の下を通る地下道などが当てはまります。大雨時にはアンダーパスは冠水しやすい場所となり、場合によっては数メートルの水が溜まることもある危険な場所です。豪雨時には、このような道路は決して通らないようにしてください。

「行けるかも?」運転は禁物

「いつも通っている道だし、これくらいの冠水なら行けるかも」という軽い気持ちで運転するのは非常に危険です。実際に行ってみたら、走行中に前の車が停止してどんどん水かさが増えて身動きがとれなくなるということも考えられます。明らかに冠水している箇所を通るのは避けましょう。

携帯電話やスマートフォンアプリを活用する

最近では、ゲリラ豪雨の情報を確認できるアプリがあります。どこで雨が降っているのか、どのように雨雲が移動しているかなどを知ることができるので、雨がひどい時は一旦車を安全な場所に止めてこれらのアプリを活用してみるのも良いでしょう。

車内に水が入ってきたらどうする!?

冠水箇所で車のエンジンが止まってしまい、車内に水がどんどん入ってきた場合は慌てずに落ち着いて行動することが重要です。
まずシートベルトをはずし、ドアを開けて避難します。水がかなりの高さまで来てしまいドアが開かない場合は、窓を開けて脱出しましょう。窓も開かないときは、頑丈でなかなか割れないフロントガラスではなく、サイドガラスを割るようにします。簡単に割れる緊急脱出用のハンマーも販売されていますので、万一に備えて準備しておくと良いでしょう。

このように災害時の運転は細心の注意をしながら運転をする必要がありますが、できることなら運転を控えるのが一番です。そのためにも日頃から避難経路やハザードマップなどを確認しておき、いざというときに車がなくても避難できるようにしておくことが大切になります。


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