我が社の安全運転管理

@ 東京ガスの概要
東京ガスは、東京都および神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、山梨、長野各県の1都8県にまたがる900万件のお客様に、環境にやさしい都市ガス(天然ガス)を提供。
A 埼玉導管ネットワークセンターの概要
埼玉県内の12市3町のお客様へ都市ガスを提供する導管網の建設および高圧導管から供給管にいたる供給設備の維持を担務し、更なる安定供給の確保をめざしている。
B 事業展開のため社有車37台を有していることから、「一人ひとりが絶対に事故を起こさない」をスローガンとした交通安全活動に積極的に取り組んでいる。
B −1
東京ガス全体としての交通安全活動は、「安全衛生管理規則」「安全運転管理規則」を制定し、労働災害の防止をはかると共に、快適な職場環境を形成し、社員が健全な身体で企業運営に参画しえるように積極的な活動を展開している。
B −2
作業災害及び衛生に関する指導業務をあわせた安全衛生統括指導員、および副安全衛生統括指導員、安全衛生専門指導員を各部門ごとに選任する。
@ 安全衛生統括指導員を各戦略本部に原則として自動車運転免許証を所有している者から1名任命する(人事部兼務)
A 副安全衛生統括指導員をお客様サービス本部各支店および各戦略本部内の各グループ(安全衛生統括指導員がおかれているGを除く)および拠点、導管・保安本部内導管事業部に、原則として安全衛生専門指導員の中から1名選任する。(各部門)
B 安全衛生専門指導員は、安全衛生専門指導員の新規養成教育を受講したものの中から選任する。
C 安全衛生専門指導員は、車両運転従事者15〜20人に1人の割合で選任する。(原則として、職場単位に選任する)


安全衛生統括指導員の業務
安全衛生統括指導員は、安全運転管理者を補佐し、本部における次の統括的業務を行う。
@ 全社安全衛生施策の展開および各部門の安全衛生施策、年間予定の立案
A 各種教育等(安全運転・適性診断検査・健康診断等)事務局
B 車両管理(代替・増減車・天然ガス車導入等の計画、実施)
C 本部内の運転ライセンス証の交付・更新の管理(社員・準社員)
D 部門安全衛生会議事務局
E 交通災害・作業災害報告および災害原因と対策の検討(事故防止研究会等の開催事務局)

副安全衛生統括指導員の業務
各部所の副安全衛生統括指導員は、安全衛生統括指導員および部所の安全運転管理者を補佐し、次の業務を行う。
@ 安全衛生施策の計画と実施
A 交通・作業災害事故の原因分析と対策の検討
B 部所内の運転ライセンス証の交付・申請・更新の管理
C 運転適性診断結果表の管理
D 安全衛生専門指導員の管理
◆ ◆本部以外の副安全衛生統括指導員は、部所の安全運転管理を補佐し、上記副安全衛生統括指導員業務に準ずる。◆◆

安全衛生専門指導員の業務
各部所の安全衛生専門指導員は、安全運転管理者を補佐し、副安全衛生統括指導員と協力して次の業務を行う。
@ 年間活動計画にそった職場内の安全衛生指導教育を実施
A 交通・作業災害事故の事例研究から原因究明と対策の徹底
B 部所内運転者に対して添乗指導の実施(交通KYを取り入れた指導)
C その他

*運転適性検査
・ 平成元年に導入
・ 対象者は、社内ライセンス証の有効期間が満了となる者全員対象で、1回/3年実施。
・ 適性検査の実施内容は3項目
      @信号確認検査(3刺激選択反応検査)
      A側方警戒検査(注意集中配分検査)
      Bハンドル操作検査(認知動作検査)
安全衛生専門指導員による添乗運転指導、安全運転に対する意識・技能向上を目的に2年に1回実施。

*適性検査車両
・ 2人同時に検査可能
・ 原則として3種類の検査を実施

@ 信号確認検査(3刺激選択反応検査)
一定時間間隔で連続した無作為の順序で呈示される円状の赤色、黄色、青色の刺激に対し、それぞれの刺激に対応する両手、右足による反応動作の正確さ、速さおよび反応ムラを測定する。
練習 数試行   検査 24試行    所要時間 約 分 秒

A 側方警戒検査(注意集中配分検査)
視野中心部に0、1、2、3…と1桁の序数が一定間隔で連続的に繰り返し呈示され、無作為の時間間隔で、無作為に同一数字が重複、あるいは序数が一部欠落する等、数系列が乱れて呈示されることがあるが、このような重複あるいは、欠落等の状況を発見する作業を課しながら、同時に視野周辺部に×●▲■の図形を無作為の時間間隔、無作為の出現位置で呈示し、そのうち×が呈示された時反応する作業を課し、注意の集中・配分の適切さおよび判断動作の速さを測定する。
練習 数試行   検査 168試行    所要時間 約 分 秒

B ハンドル操作検査(認知動作検査)
受験者がハンドル操作によって、任意に画面上を左右に移動させることができるカーソル(細い縦線)を視野内の無作為の位置に出現する任意の間隔をもった1対の拍子木の間に速やかに挿入する作業をさせ、状況認知の正確さ、それに応じた操作の速さ・正確さを測定する。
練習 数試行   検査 195試行    所要時間 約 分 秒

C 動体視力検査・・視力が低下していないかの確認。動くものに対してどの位で見えるか。
D 検査後診断結果を基に指導を受けている様子

*社内ライセンス制度
昭和58年に導入され、全社で約7500名がライセンスを保有。
1.基本ライセンスの位置付け
・ 社有車両を運転するための全社統一の運転許可証として位置づけ。1回/3年更新。
2.ライセンス証の認定と規則
・ 認定者は人事部長
・ 二日コース(技能・意識教育)の防衛運転特別訓練を受講した上で、部所の安全衛生専門指導員による添乗技能チェックの結果が一定水準と判断された人が、ライセンス証の交付を受ける。 ・ 社内ライセンス交付後に事故を起こした場合は、ライセンス証を一時停止し、すみやかに二日コースの防衛運転特別訓練を受講させた上で、ライセンスを復活させる。 ・ ライセンス証の種類は四輪車・その他(ニ・三輪)の2種類。

*添乗運転指導
・ 安全運転に対する意識・技術向上を目的に、安全衛生専門指導員による1回/2年の添乗運転指導を実施。
・ 対象者に開催通知を配布。
・ 計画・立案を副安全衛生統括指導員が作成し、事務局を通し担当指導員・受講者に配布

*添乗運転指導の様子
構内にて縦列駐車及び乗車前の点検を実施。他に路上訓練、法規テスト、KYT実践等のメニューが組み込まれている。

東京ガスクリーンドライバー運動を展開中
@ 目的
この運動は、社有車の運転者に対して、交通事故防止はもとより正しい交通ルールと模範となる運転マナーの実践を習慣付けて、地域におけるリーダーとしての役割を担い、地域社会から真に信頼される東京ガスの企業イメージづくりに役立てていくことを目的とするものである。
A 運動内容
社有車の書く運転者が交通法規を確実に遵守し、特に運転マナー、スピード、徐行、一時停止、横断歩行者の優先、正しい駐停車等を遵守した模範運転と共に「一人ひとりが絶対事故を起こさない」という意識の徹底を全社的に運動として展開するものである。
B 成14年度重点実施事項
防衛運転「かもしれない運転」を徹底して実施し、運転者自身が時間にゆとりをもち、人の命を守るという思いやりのある運転行動を重点に掲げ、次の2項目を実施事項として設定し活動を展開している。
・ 「かもしれない運転」の実施
・ 「二段階停止」の実施

<行動目標>
@ 停止線のある交差点での完全停止
"しっかり止まって、左右右顔を振って安全確認"
A KYTの訓練実施(危険・予測・訓練)
"交通KYカードによる訓練"を実施

*東京ガスクリーンドライバー運動
・ 月別のポスターを掲示
・ 月例集会時(月初)に重点実施事項、行動目標を発表し確認呼称を全員で唱和して安全運転意識の高揚を図っている。 ・ ステッカーを車両に貼り、周囲にも安全運転意識の高揚を図っている。

*事業所独自の活動について
埼玉導管ネットワークセンターの平成14年度交通安全活動として全社的な交通安全活動に加え、当ネットワークセンターでは次の活動を推進し、全所員一丸となり交通事故ゼロに積極的に取り組んでいる。
*活動計画
1. 添乗訓練の実施 10回/年開催 40名受講
2. 春・秋全国交通安全運動に参加
3. 交通安全意識高揚策の実施
※ 各グループ毎に月1回交通KY実施
※ 毎月1日・15日に管理職・指導職による出門時一声運動実施
4. 浦和地区安全運転管理者協会主催の活動に参加
※ 交通事故防止コンクール(チャレンジ100)
※ 春・秋の全国交通安全運動に伴う街頭キャンペーン、交通安全車両パレード、車両広報活動、安全運転競技大会等
5. 外部研修会等への参加

添乗訓練者の年間スケジュールを作成し、添乗訓練の対象者及び担当専門指導員を明記した資料を提示している。

グループ内でのKYT実践状況

毎月1日・15日、管理指導職による出門時一声運動実施の様子。
ブレーキテストの確認
免許証・ライセンス証・IDカード・携帯確認をしている様子。

全国交通安全運動への参加に当たり、期間中の行事内容を決めて安全衛生専門指導員を中心に実施している。
主な行事内容として
※ 車両視死角を理解
※ KYT実践
※ 法令テスト
※ 事例研究
※ 休日はマイカー・自転車の点検
※ 浦和地区安全運転管理者協会の行事へ参加
以上の行事を実施。
構内にて専門指導員を中心に視死角の確認を実演している様子。運転席に座ると視死角がこんなにもあるのかが実感できる。視死角を確認して安全運転に心掛けている。
交通安全活動に尽力及び交通安全普及高揚に貢献した功績として埼玉県知事から表彰

浦和安管競技大会への参加
内容として一人乗車でコース走行による安全運転及び始業点検を競うもの

*走行中の主なチェックポイント
(コース競技)・合図の励行
・S字・クランクのスムーズな通過
・車庫入れ
・一時停止と左右の安全確認
(始業点検) ・車両のまわり、エンジンルームの点検

始業点検、コース走行競技中の様子

以上の活動の他に年間を通じて全員での運行前点検の実施、エンジンルームの点検、燈火類の点検を実施。
運行前点検カード項目順による点検の様子(一定のレベルで点検ができる)
運行前点検表に点検の異常の有無を毎日チェックし管理。
始業前ミーティング時、安全運転確認呼称の唱和を実施し交通安全意識の一層の高揚を図り、交通事故防止にこれからの活動を踏まえて、現在第12種無災害記録を達成し、第13種(平成15年1月3日)に向けて継続中。(7300日)




〈お問い合せ先〉
    交通教育センターレインボー埼玉フォーラム事務局
    〒350-0141 埼玉県比企郡川島町大字出丸下郷53−1(担当 小林、安齋、徳石) 定休日:月曜日
    TEL 049-297-4111  FAX 049-297-6273   E-mail:tec-forum@tec-r.com