株式会社 ヒガ・インダストリーズ ドミノピザ本部 営業部 部長代理 柿内 宏之 −株式会社ヒガ・インダストリーズ概要− 資本金:20億8千万円 代表取締役社長:アーネスト・M・比嘉 ドミノピザ:全世界65カ国・7100店舗 1985年アメリカドミノピザ社とライセンス契約 日本最初のピザ宅配チェーン 日本:直営161店舗 デリバリー車両保有台数:1700台 正社員:400名 クルー(アルバイト):3500名 2003年度はFC展開・株式公開準備に着手 2003年度テーマ:"On the Upbeat" −現在直営161店舗を展開中− 東京・神奈川・千葉・埼玉に109店舗 名古屋6店舗、大阪・京都・兵庫44店舗、福岡2店舗 −ドミノピザの企業理念− Mission Statement '熱くてすばらしい出来栄えのおいしいピザを安全運転で30分以内にお客様にお届けし公正な価格で適正な利益を得る' ●ミッションステートメントを達成するための5つのオペレーションポリシー Safety・Service・Product・1mage・Pride ※通称 SSPIP ●コーポレートカルチャー CAN DO!SELL MORE PIZZA HAVE MORE FUN! 我々ドミノピザ全スタッフはミッションステートメントの達成に向け、人財育成を通じてCANDO精神で高いSSPIPを提供すること そしてもっとピザを売りもっと楽しもう。単に仕事に取り組むのではなく、仕事の中に自分から楽しむ要素を見出して楽しんで仕事を行うというポリシーです −安全は売り物− ドミノピザの売り物は、ピザと安全運転(Timely & Friendly) 安全運転( Smart Driving)を売る(向上する)為の教育はコストと言うより投資(動く広告塔=広告宣伝費) だからピザも安全運転も営業の中心(売上=ブランド化)です 勿論、デリバリービジネスを営む以上、交通安全は企業としての社会的責任を負うと同時に、事業の将来性・コスト削減に直結する ・交通事故はネガティブな出来事 ・安全運転はポジティブな行動 ネガティブ要因を排除し、ポジティブ領域へ到達する その時こそが安全が売り物に変わる瞬間であると考える −安全運転で30分以内にお客様にお届けできる理由は?− ●ポリシーの醸成 Timely & Friendly お客様が召し上がりたい時に、あつあつのピザを必ずお届けする 『Timely』 地域社会の一員として、どなたにも気持ちよく挨拶をし、運転マナーを守って配達することをお約束する 『Friendly』 ドミノピザはこの2つの合言葉を胸に、地域に愛される店づくりを進めています ●配達エリアの限定 ・デリバリーエリア半径2.5Km以内 ●時間の短縮 ・オーダーテイク2分・アウトオーブン10分・アウトドア15分・デリバリータイ ム23分 ・機動性に優れる二輪・三輪車両 ドミノピザはポリシーの醸成とシステムを融合し、デリバリービジネスを構築しています −Smart Drivingの実現− ●Smart Driving6つの優しさ 人にやさしい・地域にやさしい・環境にやさしい・車両にやさしい・ピザにやさしい・自分にやさしい・・・・・・・・・・・Smart Drivingが基本です Smart Drivingを実現する為に、ドミノピザではデリバリーバイクチェックシートを基に徹底した始業点検の実施、毎日安全宣言・安全運転5則の唱和を行い、遵守に心がけています −デリバリー車両− デリバリーバイクは現在、三輪のホンダキャノピー・二輪のヤマハギヤ・ホンダズーマー・ホンダラクーンコンポのアシスト自転車(予備車両)を使用 総台数1700台 中でも昨年導入したホンダズーマーは車両価格は勿論、ランニングコスト(修繕費・燃費)を大幅に引き下げ、低公害車両(4サイクルエンジン)としても時代のニーズを取り入れた車両である ※2003年度リミッター車両のフィールドテストを実施しており、検証結果を見て導入を検討する −交通事故件数と車両保険割増料率の推移− 17年間の歴史を見る限りにおいてドミノピザも一時は交通事故多発に悩まされ、保険割増料率も最大200%まで達し、事業を揺るがしかねない危機的状況期も経験しました。その後、安全元年を宣言し、真剣に安全教育に取り組み低減傾向へと推移しています ●低減から撲滅へそしてBrand化へ・・・・・・・ ドミノピザは現在、撲滅からBrand化への時代に突入し、チャレンジできることを誇りに思い、本気で戦っています ※事故件数が多い背景 @低年齢(学生中心)=運転暦が少ない・危険、恐怖感がない(知らない) A社会人経験が少ない=人間的成熟度(運転モラル)が低い B二輪・三輪車両は四輪と比較して不安定車両(転びやすい)である C事故審議基準が高い(手押し中倒しても自損事故扱い) −Safety トレーニングツール− ●教育ツール ・OD式安全性適性検査 ドライバー採用時に実施し、不適正者の不採用判断と適正者の指導ツール ・車両メンテナンスマニュアル(CDROM) 車両の取り扱い・基礎的な整備方法をビジュアルで習得できるツール ・Risk forcast training 運転するときに起こりやすいリスクをイメージレッスンするツール ・セーフティビデオ Smart Drivingをビデオで体感し学習するツール ・ドライバーズOJTマニュアル 一人でデリバリーできるまでのOJTトレーニング2日間(8時間) ●評価ツール ・ブラインドチェックレポート ドライバーのドライビングをブラインドでチェックし評価するツール ・セーフティレポート SVRが店舗の安全管理状態を評価・指導するする改善ツール ・セーフティオーディット SVRが監査として実施するツール ・クルーランクアップ評価 約40時間のトレーニングを終了し、MGR(店長)の最終評価承認後初めて一人でデリバリ ーすることを許可される −クルー教育の費用対効果− ・OD式適性検査:適正者の指導法・不適正者の発見効果・新人オリエンテーション(営業課長座学):高い安全意識の醸成効果・セーフティビデオ: Smart Driving の基本学習効果 ・ドライバーズOJT:スマートドライビングスキルの見届け効果費用:20.000円 ※事故者講習会 :事故者は本部講習受講後デリバリー可能 ・Safety Readerの育成 認定試験(交通教育センター) Safety Reader Contest:SDA 5年連続総合優勝が証明 運転スキル向上効果費用:50.000円 ・Safety Instructorの育成 認定試験(交通教育センター・営業部長面接) 手当て(毎月3000円支給):Safety Instructor店舗=20%低減! ミーティング(全社的安全活動に参画) 費用:90.000円 −社員教育の費用対効果− ビギナーズクラス(実技) スマートドライビング(実技) セーフティ&セキュリティ(座学) デリバリーバイクメンテナンス(座学) 事故対応(座学) MGR昇進まで5日間:管理者としての知識・意識・技術の習得 安全運転管理指導者のスペシャリストの育成効果 費用:100.000円 ※二推指導員資格の推進 目指すは交通教育センターインストラクター像! ピザ屋のプロであり、安全運転管理指導者としてのプロ化人間を目指す! −インセンティブ制度− ●Safety Driver 無事故50日達成: 50日ブロンズバッジ 無事故100日達成:100日シルバーバッジ 無事故200日達成:200日ゴールドバッジ 無事故300日達成:300日プラチナバッジ 無事故500日達成:500日スペシャルバッジ 無事故1000日達成:賞金3万円 (達成者を称え、全店舗へ成功体験が紹介される) 無事故1500日達成:賞品 ドライバーは繰り返し目標達成(成功体験)を果たすことにより、継続的やる気とプライドが育まれる (ちょっとしたインセンティブだが20歳前後の世代にはかっこ良さ、プライドを持てるようである) ※費用対効果の観点で言えば抜群の成果である ● Safety Leader Contest 毎年東西で全店舗のセーフティーリーダーが集結し、セーフティの意識・知識・技術を競う。そして店舗に持ち帰り今後の安全指導に役立てる 上位優秀者は毎年鈴鹿サーキットで開催されるSDA(デリバリー業安全運転協議会)コンテストに参加し、プライドを育む 5年連続総合優勝の実績は奢れなき自信となり、デリバリーピザのパイオニアとして安全運転の未来を切り開くドミノピザの使命でもあると考える ●Safety Instructor ・Safety Leader認定基準・活動 クルーのレベル3以上・無事故300日以上の経験者で営業課長が決定 認定講習会参加にて認定される @安全運転指導 Aデリバリー車両管理 B新人ドライバートレーニング CSVR開催のセーフティミーティングに参加 ・Safety Instructor認定基準・活動 セーフティリーダーの中から営業課長推薦で認定試験で合格し認定される 資格手当て:毎月3000円支給 @安全運転指導 A全ドライバートレーニング B本部主催のセーフティ活動に参加 CSVRエリアのセーフティアクションの企画・運用 ●無事故店舗 記念楯・5万円商品券(500日・750日・1000日) 店舗では無事故日数目標を設定し、日々ボードを活用し意識を高めているチームインセンティブなので責任感が生まれる ●無事故MGR 賞金5万円(500日) 毎年開催されるMGRコンベンションでの表彰で更にモチベーションが向上される −地域実技講習会の参加− 警察署・教習所の協力を得て地域実技講習会へも積極的に参加している 費用をあまりかけないで実車訓練を可能にする機会に感謝している −2003年度セーフティアクション概要− ドミノピザ全店舗が遂行する年間計画です 本気で事故を減らそうとする気持ち(本気かどうか?)が最重要! どんなにいいスローガンや施策よりも全員が真剣に考え、取り組み行動するところに必ずや成果が上がると確信します ここで紹介するアクションプランは各店舗の成功事例を踏襲し、全社的に反映する内容です ●6つのアクションプラン @新ブラインド追走の実施(知らないがキーワード) A事故低減プログラムの遂行(50%減のノウハウ共有化) Bセーフティリーダー・インストラクター機能の確立(総勢200名の誕生) C全MGR−CANDO目標設定&年間アクションカレンダーの作成と遂行 DRFT・パノラミックの重点教育の実施(交差点) E初期教育・訓練の重点化(入社3ヶ月未満者) −Safety Brand− 最後にドミノピザが目指すのはセーフティのブランド化 ●社会人教育:ルールやマナーが守れる ●人格者育成: Smart Driving 6つの優しさを通じて己を磨く ●社会貢献:安全運転地域活動への参加 セーフティアクション遂行による事故撲滅への挑戦 免許をとった息子へ親父曰く、 ドミノでバイトしろ! 〈お問い合せ先〉 交通教育センターレインボー埼玉フォーラム事務局 〒350-0141 埼玉県比企郡川島町大字出丸下郷53−1(担当 小林、安齋、徳石) 定休日:月曜日 TEL 049-297-4111 FAX 049-297-6273 E-mail:tec-forum@tec-r.com |