質問
■ 上手なブレーキング方法を知りたいです。何かいい方法は無いでしょうか
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「一番難しいブレーキング」
良く車やバイクの動きを大きく分けると 「走る・曲がる・止まる」 という3つの要素
に分かれると言われます。そして、この3つの要素の中でも 「止まる」こと「ブレーキ
ング」がもっとも難しいと言われています。
スクールでもブレーキングの練習を行いますが、一番転倒したときに怪我をしやすい練習
内容でもあります。私も過去には、さまざまのキズを負ってしまった経験があります。
一番痛かったのは、制動模範といって皆さんが練習に入る前にブレーキの特性を知ってい
ただくために時速100キロから、後輪ブレーキだけ(ロックさせる)、前輪ブレーキだ
け、前後輪ブレーキと3パターンでデモンストレーションを行います。その時、後輪ブレ
ーキロックで振れすぎてハイサイドみたいな転倒をしてしまった経験があります。
(あの時は痛かった、まだ若かったので無茶していたな!)
バイクの場合、車などと比べ天候・路面・速度変化・など状況の変化に対し影響をより受
けやすくその難しさはさらに倍増するといえると思います。バイクをライディングする以
上このブレ−キング技術と能力の限界をしっかり理解して運転にあたることが重要である
と言えます。
「能力の限界」
運転していると時に 「ドッキとすることやヒッヤとすること」を経験することがあると
思います。仮になにかが急に飛び出してきたとしましょう。皆さんはどのような対応を行
ないますか? なんとか事故や転倒を起こさないためにも全力でブレーキを掛ける、また
は、避けるといった行動をとることでしょう。ここでは、ブレーキを掛け減速する、また
は、停止するという行動について考えていきたいと思います。
「人間の限界」
多くの方々は、もしもの緊急事態に対しても、自然に正しい反応ができると信じていると
思います。しかしながら、本当にそのような命を脅かすような状況に直面した場合に、人
間の反応というのは、固まってしまうか、過剰に反応してしまうか、押すか引くか程度の
反応になってしまうのが実情です。よく「火事場のクソ力」といいますが、運転の場合こ
のクソ力があまり良い行動として働かないのではないでしょうか。このことをもう一度し
っかりと認識しておくことが大切ではないでしょうか?どんなに訓練を積んだとしても本
当に余裕のない状況に遭遇したとすればその訓練をも無効にしてしまうでしょう。
とっさの時、パニックの時の具体的な対策方法というのは、ないと言えます。大切なこと
は、「そうならないようにしておく」ことしかないでしょう。「予防こそが治療よりも大
切」ということです。
「止まれる限界を意識する」
最初から、お堅い、難しい話になってしまいましたが、本当にすべての人々に事故に合
っていただきたくないし、楽しくバイクを乗りつづけていただきたいとも思っています
ので、お話させていただきました。
それでは、その予防のためにももう少し、いろいろな限界について理解してください。
ブレーキングについて PART2に つづく。。。
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