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質問

■ 今ひとつライデイングでのライン取りのこつがわからない。やはり経験しかないの
   でしょうか?

■ 一般道路のカーブにおける安全なコース取りについての質問なんですが、アウトイン
   アウトとかスローインファストアウトといわれますが、最もリスクを小さくしようと
   思ったらどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。

■ バイクでは、その性格上、コーナリングを一度開始してしまうと、途中でそのカーブ
   の半径を変更する事ができませんが、実際の道路においては、予想より先で強くまが
   っているブラインドコーナーが、存在します。このようなコーナーに遭遇し、コーナ
   リングを開始してしまった場合の安全な対処方法を御教えください。もちろん一般的
   には十分に速度を落として余裕をもってコーナリングをするのが基本でしょうが、ほ
   とんどのライダーは経験しているケースと思いますのであえて質問させていただきま
   す。

「バイクのコントロールと自分自身のコントロール」

バイクの転倒事故の多くは、コーナーリング中に起きています。では、どんなことによ
って起きているのでしょう。

  @ コーナーでバイクを必要以上にバンクさせてしまい、スリップダウン
  A コーナーリング中にブレーキを掛けすぎ、スリップダウン
  B コーナー立ち上がりでアクセルを開けすぎ、スリップダウン

簡単に考えると以上の三つに集約されると思います。特に@やAは特にライダーの技量、
精神状態(過信やおごり、見栄など)に影響されることが多く。これらのコントロールは
バイクをコントロールする以上に重要であります。バイクのライディングは楽しいもので
ありますが、楽しいだけに理性をしっかり持つことが必要です。

                        
「影響を受ける要素」

また、@AB共通して、走行する場所の状態、バイクの状態によっても左右されることと
なります。たとえば

(1) 走行する場所に砂が浮いている。マンホールなど滑りやすいところなどがある。
(2) 走行する場所に駐車車両、対向車のはみ出しなどがあり、急に進路変更が必要
       となる。
(3) 走行する場所の先の情報がブラインドになっていて分からない(曲がり具合等)
(4) バイクのタイヤが減っている。空気圧が低くなっている。      etc   

「ライン取りの考察」

こうして考えてみるとカーブには実にさまざまな危険が潜んでいます。カーブを安全
にそして快適に駆け抜けるには、常にこうした
    「早めの状況把握」それを基に「危険に対する読み」 
    「読みを実行するための計画」、「読みや計画がずれた時に対する余裕」
が必要です。コーナーリングの際のライン取りについてもこれらを考慮して考えなけ
ればなりません。
              
               あなたも HONDA CB1300を乗りこなしてみたくありませんか?

「アウトインアウト?」

コーナー中の危険要素は自分の走行車線で考えると、その車線の左右が特に危険要素
発生場所であるといえます。先の例で考えれば、(1)は道路の左側に特に多いと考
えられます。(2)は駐車車両で考えれば左側、対向車のはみ出しで考えれば右側に
なると思います。こうしてみるとレースでは基本となる 「アウトインアウト」は一
般道においてはタブーであることがお分かりと思います。仮にこの「アウトインアウ
ト」を行ったとしても必ず、道すべてを使い切るのでなく、左右にそれぞれ余裕を残
して行わなければならないということです。
                    
「リーンウィズ?」

一般道でのコーナー中のライン取りの仕方としては、自分の車線の センターを常に
基本として、考えるべきと思います。そして、その時の状況によって、少しセンター
からアウト側による、少しセンターからイン側によるといった走行の仕方が必要だと
思います。ちょうどコーナーリングの姿勢編でもお話した、リーンウィズをコーナー
で使うように中立の状態で何かが起きてもどちらにも移行可能な状態にしておくとい
うことです。
       
     リーンイン      リーンウィズ      リーンアウト




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Last Updated - 99/07/26